どうした? みのもんた
みのがうけとったボードには「多士済済」という文字が書かれ「たしせいせい」とふりがながつけられていた。
9月29日の参院での代表質問に答える小泉首相の様子が「朝ズバ!」(TBS-TV)で放送された直後、よくあるごとく、コトバの説明がなされた。そのときのことだ。
「われわれはタシサイサイと読みますが、スタッフがセイセイと書いております。サイサイですよ。申しわけありません。タシサイサイと読んでください」と言ったのはみのもんた。参院では、首相は「タシサイサイ」と言っていた。
みのは、これまでもゲストやアナウンサーたちのいいまちがいをその都度とりあげて修正してきていた。
3月20日の「朝ズバ!」では、原口一博代議士の「ソウキュウな支援が必要」「ソウキュウな対策が必要」という発言のあと、「サッキュウにね」とかるく対応していた。
4月1日には、松井秀喜がテーマ曲を「キル・ビル」にかえたというニュースで、スポーツ担当の高畑百合子アナが「キルビル」(青色は低を、赤色は高をあらわす。以下同じ)と言ったのに対し、
みの「キルビル、キルビル。どっちが正しいの?」
高畑「キルビルが一般的だと思うんですけど」
みの「あ そう」
このように、ことばづかいや読みかたについて言及することが多々あるのだ。しかし、まちがうこともまた多々ある。メモしているものは少ないのだが、つぎのとおりだ。
「しかしヨロンは大事だね」4月14日 (ヨロンについては別に書きます)
「いろんな物議をかもしだしましたけどね」4月22日
「保険会社、いろいろ物議をかもしだす存在なんですけれども」4月28日
「竹中さんもいろいろと物議をかもしだすんで」6月23日
「これまでの選考でね、物議をかもしだすようなことが」7月13日
これだけあると、物議は「かもしだす」ものだと思いこんでいると思われる。
「ジュンショし」(準拠しという文字を読んで)9月14日
つぎはコトバづかいではないのだが、変なことを言っていた例。
「バラの根っこでつくったパイプ、手にはいりにくくなっている」9月23日
(普通の木製のスモーキングパイプはバラ科ではあるがバラではなくホワイトヒース)
しかし、このサイサイはどうなのだろう。
そのむかし、『君よ憤怒の河を渡れ』という映画をプロデュースした永田雅一がフンドと言ったために、その後、関係者はフンヌではなくフンドと読むようになったということがあった。
今回は、首相が言ったから、といったようなことではないだろう。そういうことではなく、首相に対する「カワニク」なのではないかと思うんだが、それにしてはラシクナイ。
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